2009年8月22日土曜日

マクロレンズの使い分けを


現在、私はキャノンEF100mm F2.8 マクロ USM とオリンパス・ズイコーデジタル 35mm F3.5 Macroの2本のマクロレンズを所有しています。初めは、タムロンSP AF90mm F/2.8 Di MACROを使っていたのですが、訳あって手離したのです。その後、オリンパスのボディーがあったので、軽量コンパクトでリーズナブルな価格の、ズイコーデジタル 35mm F3.5 Macroを購入したのです。このオリンパス・ズイコーデジタル 35mm F3.5 Macroは、予想以上に映りが良く頻繁に使っていました。ところが、蝶や虫の撮影には、あまり向いていなかったのです。焦点距離35 mm ・最短撮影距離0.146 mなので、レンズ先端から被写体までの距離が10Cmくらいになり、近づけると目の前の撮影になってしまうのです。これでは、相当鈍感な昆虫しか撮影できないのです。そこで、ボディーが余っていたキャノンEOS40Dに付けるマクロレンズとして、EF100mm F2.8 マクロ USMを購入したのです。このレンズにしたのは、 USM(超音波モーター)が採用されていたことが、ポイントになったのです。蝶などの撮影では、割合早いピントが必要になるからです。再び、タムロンSP AF90mm F/2.8 Di MACROでも良かったのですが、ここはキャノン純正レンズにしたのです。現在、使用しているのですが、ピント合わせの速度が少し不満な点(期待が大きかったので)と重量の重い点がマイナスですが、なかなかに良い画像が得られています。このように、私のマクロレンズは、2本立てになっていますが、花の場合はオリンパス、昆虫の撮影の場合はキャノンと使い分けているのです。皆さんも、マクロレンズを考えている人は、撮影目的を考えて、標準系マクロか望遠系マクロか、選択をした方が良いでしょう。余裕のある方は、私のように2本立てにして、使い分けるのも一つの手として、良い方法かと思われます。
今日掲載するする写真は、ナガサキアゲハです。撮影機材はキャノンEOS40D、レンズがキャノンEF100mm F2.8 マクロ USMです。撮影データは、焦点距離が160mm(35mm判換算)、絞りがF3.2、シャッター速度が1/100秒、 ISO感度が400です。
※ お知らせです:現在、私の写真展「自然に生きる野鳥」を開催しています。期間は、 8月一杯、公開時間は、みずほ銀行の営業時間になります。場所は、世田谷区内・みずほ銀行駒沢支店です、国道246号線沿い、駒沢交差点から渋谷方面で直 近左側になります。交通機関は、東急田園都市線 で、駒沢大学駅下車、二子玉川方面に向かって進むと、駒沢交差点の手前右側になります。展示内容は、都内の公園で撮影した野鳥が主体になりますが、一部、 遠征して撮影したものも含まれます。野鳥に興味のある方は、是非見に来てください。

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