2008年1月12日土曜日

キャノンEOS40Dで素早い被写体を追って

最近は、動きがとても素早い被写体である野鳥を追って、撮影をしているのです。この鳥は、キクイタダキと言って、日本で一番小さい鳥の一つで、体長が10.5cmほどしかないのです。初めは、オリンパスE-510にシグマAPO50-500mmで撮影していたのですが、すっきりとした写真がなかなか見つからなかったので、キャノンのシステムで撮影をすることにしたのです。キャノンEOS40DにキャノンEF100-400mmのシステムです。この両者を比べると、焦点距離が35mm判換算で、最大1000mmと640mmの違いになってしまうのです。キャノンのシステムよりオリンパスのシステムほうが、1.5倍の焦点距離になります。当然、焦点距離の長いオリンパスのシステムの方が小さい被写体に対して、ピントが合いやすいのですが、実際はキャノンのシステムの方が、ピントの精度が高いのです。これは、エントリー機と中級機の違いと思われます、オリンパスはE-3という機種に換えれば、差は少なくなると思われます。ここで、キャノンEOS40Dの特長を紹介します。①1010万画素のCMOSセンサーを搭載 ②映像エンジンDIGICⅢにより、高精細・高速処理を実現 ③約6.5コマ/秒の高速連写が可能 ④全点クロス9点AFセンサーが高い合焦精度を実現 ⑤ライブビュー撮影機能を搭載などが主な特長です。キャノンEOS40Dの最安値は、108,000円位になっています。前回紹介した時より、価格が安くなってきているので、購入時期かもしれませんね。今日掲載する写真は、ヒマラヤスギの中で飛び回っているキクイタダキを撮影したものです。撮影機材はキャノンEOS 40D、レンズがキャノンEF100-400mmF4.5-5.6LISです。撮影データは、焦点距離が640mm(35mm判換算)、絞りがF7.1、シャッター速度が1/400秒、ISO感度が800です。このデータを確認すると判ると思いますが、動きの早い被写体に対しては、出来るだけ早いシャッター速度がポイントになります。ISO感度をアップできる場合は、試してみてください。

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