2008年3月31日月曜日

美しい桜の色を表現するには

桜の中でも、ピンク色の濃い品種の場合は、順光で撮影すれば、大概は美しい色を表現できるはずです。ところが、ソメイヨシノ桜の色の表現は、とても難しく感じられます。淡いピンク色の表現ですが、咲き始めは少し濃い目の色になり、散り際は白くなるのです。そして、光線の影響をまともに受けます、青空の場合は淡い紫色に見えてしまうのです。また、夕陽を浴びるとピンク色が少し濃く見えることもあります。更に、デジタルカメラ(レンズ)のメーカーによって、微妙に色が違ってくるようです。ここまで、見てしまうと、花の色は各人の表現方法ということになってしまうかもしれませんね。当然、デジカメの場合は、画像処理ソフトによっても、色彩を変えることが出来るのです。ソメイヨシノ桜の色の表現には、やはり、日ごろの観察が必要になってくると思います。そして、大事なのは色彩の美しさに感動する心を持つことでしょうか・・・・。
今日掲載する写真は、牛が淵のソメイヨシノ桜です。撮影した桜は、よく見ると1本の木でも、開花の進み具合が異なっているのです、グラデェーションになっています。撮影機材はソニーDSC-R1です。撮影データは、焦点距離が48mm(35mm判換算)、絞りがF8、 シャッター速度が1/250秒、ISO感度が160です。

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