2007年9月10日月曜日

超望遠レンズを購入するには


私が現有している望遠レンズは、キャノンEF100-400mmF4.5-5.6LIS(カメラボディはEOS KISS DIGITAL Xです)が一番の望遠タイプになります。ところが、最近、野鳥を撮っていると、1000mmクラスの超望遠レンズが欲しくなってきたのです。1000mmクラスというと、映像素子の大きさによって異なってきますが、APS-Cサイズであれば、35mm判換算にすると1.5倍になります。すると、670mmくらいの望遠レンズが必要になります。ところが、フォーサーズの映像素子であれば、2倍換算になるので、500mmクラスの望遠レンズがあれば、1000mm相当になるのです。ここで選択する時のポイントです、手振れ防止機構とAFが早い超音波モータ搭載の2点です。これを基に望遠レンズを探してみると、キャノンであれば300mmF2.8に2倍のテレコンバーターを使うと600mm相当(1.6倍で計算)になり、更に1.6倍換算にすると960mm相当になるのです。このセットにすると55万円くらいになります。更に500mmF4に1.4倍のテレコンバータ使うと、1120mm相当(1.6倍で計算)になります。このセットでは、75万円くらいになります。600mmF4にすると、100万円くらいになります。この場合はテレコンバータは使いません。いずれにしても、相当余裕が無い限りは購入できないと思われます。私は、そこでフォーサーズタイプのオリンパスE-510に、シグマ50-500mmF4-6.3APODGの組み合わせにすることにしました。このセットで22万円位になりました。この組み合わせのポイントですが、ボディに手振れ補正機構が入っているのです。1000mm相当の望遠レンズになれば、手振れが影響します。そこで、手振れ防止機構搭載が必要になります。また、フォーカスの速度です、超音波モーター搭載が必要になります。すると、上記の組み合わせしか見つからないのです。フォーサーズは、以外にマイナーな感じで、対応レンズがかなり少ないのです。でも、35mm判換算にすると、2倍になることが、とても魅力になります。皆さんの中でもこの組み合わせを考えている人がいれば、参考になるように、時々、レポートを紹介していきたいと思っています。あわせてキャノンのシステムとニコンのシステムも、紹介を続けていく予定です。
今日掲載する写真は、増水している多摩川へ行って撮影したもので、ゴイサギの幼鳥と成鳥が集まっているところです。撮影機材は、オリンパスE-510、レンズがシグマ50-500mmF4-6.3APODGです。撮影データは、焦点距離が840mm(35mm判換算)、絞りがF6.3、シャッター速度が1/200秒、ISO感度が200です。

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