2007年11月28日水曜日

写真撮影は気合で撮ることに

野鳥撮影をしていると、暗い場所などと条件の悪い時が多くあります。そのような暗い条件の場所で、超望遠レンズを使い、シャッター速度が1/100秒以下の時には、写真はぶれることが多くあるのです。よく言われていることは、レンズの焦点距離が1000mmの時は、シャッター速度が1/1000秒、600mmの時は1/600秒というように、焦点距離とシャッター速度を関連したものにすることが、必要になります。でも、超望遠レンズを使用した時、そのような条件は滅多にあるものではありません。そこで、一つは、手振れ防止機構が付いているものにすることです、もう一つは、大型三脚を使うことです。更に、撮影の時には、できるだけ多く、シャッターを押すことです。ところが、シャッター速度が1/10秒以下の時もあります。そのような条件になった時は、最後は気合で撮ることになるのです。私も以前、焦点距離が840mm、シャッター速度が1/8秒で撮影したキビタキを、アップしたことがあります。これは、気合で撮影したものですが、偶然といえば偶然かもしれません。でも、他にもシャッター速度が1/8秒で、撮影出来たコサメビタキも遇ったのです。やはり、気合で撮影できものかも知れませんね。そこで、気合によって撮影出来る方法ですが、先ず、カメラに慣れることです。簡単な方法ですが、上空を飛ぶ、飛行機やヘリコプターを撮影してみてください。当然、超望遠レンズを付けて、三脚は使いません。手持ちで、上空を飛んでいく飛行物体を撮るのです。うまく飛行物体を撮ることができるようになれば、あなたも気合で撮影をすることが出来るようになると思います、試してみてください。最後に、「気合」ですが、これは 被写体を絶対に撮るという強い意志と理解してください。
今日掲載する写真は、庭の柿木に飛んできたコゲラです。撮影機材はオリンパスE-510、レンズがシグマ50-500mmF4-6.3APOEXDGです。撮影データは、焦点距離が1000mm(35mm判換算)、絞りがF6.3、シャッター速度が1/80秒、ISO感度が400です。

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